さて、本日米国議会では上院で次期連銀議長の信任投票が行われ、ジャネット・イェレンが正式に時期議長として承認されました。

【NBCニュース記事】
http://www.nbcnews.com/business/senate-approves-yellen-fed-chair-2D11869412

投票結果は56-26で賛成多数…ってあれ?  足してもぜんぜん100議席に届かないよ? と思ったら。



なんと 内陸部や東部を襲っている記録的な寒さの影響で欠航便が多発し、議会に出席できない上院議員が多数出たのだとか。

【今日の英単語】

water down

・本来の意味は「~を水で薄める」
・これが転じて、「~の効果を弱める」とか「~を骨抜きにする」という風に使われる。

※記事中に「(世界金融危機後の)オバマ政権の新たな金融規制を骨抜きにしようとした銀行・金融業界のロビイストも新議長に協力することを誓うとの声明を発出した」との一節あり↓↓

"Lobbyists for the banking and financial services sectors issued statements pledging to work with Yellen. Both industries have led a fight to water down restrictions imposed by Obama’s 2010 law overhauling how the nation’s financial system is regulated. "

とかいうMSNBCのニュース記事より。
さて、4日金曜に米国の所得税法が100周年を迎えたらしい。

1913年に所得税法が成立した頃には、400ページの法律だったらしいけど。
数々の改正が加えられ、2012年には73,608ページに達したらしいです。

財政学なんかでよく租税の三原則「公平・中立・簡素」なんてことが言われるけど、所得階層や所得の源泉に応じて異なった取扱いや種々の控除を盛り込んでいくと税制は複雑化していくわけで、現代社会で簡素な税制を維持するのが難しいと実感させる数字ですね。

最近では周知のように、オバマ大統領がブッシュ減税の廃止と、いわゆる「オバマ・ケア」の財源とするためのキャピタルゲイン及び高額所得に対する税率引上げを行ったわけですが。

他方で議会では包括的な税制改革に向け、委員会がヒアリングを行っているらしいのですが、そういった場では、フラットな税率やモーゲージ金利、寄付への税額控除の廃止とかいう提案も出ているとのこと。また、識者の中には高齢化社会に必要な財源として小売税を挙げる人もいる様子です。

日本と同じ課題に直面しているんですね。。。

巻き戻し

2013年7月27日 お仕事
本来自分が果たしたい目的を十分追求できなかったこの数年間ですが。
今月から時間を巻き戻して、しっかり取り組みたいと思います。

まずは、いろいろなことの復習から。

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