とかいうMSNBCのニュース記事より。
さて、4日金曜に米国の所得税法が100周年を迎えたらしい。

1913年に所得税法が成立した頃には、400ページの法律だったらしいけど。
数々の改正が加えられ、2012年には73,608ページに達したらしいです。

財政学なんかでよく租税の三原則「公平・中立・簡素」なんてことが言われるけど、所得階層や所得の源泉に応じて異なった取扱いや種々の控除を盛り込んでいくと税制は複雑化していくわけで、現代社会で簡素な税制を維持するのが難しいと実感させる数字ですね。

最近では周知のように、オバマ大統領がブッシュ減税の廃止と、いわゆる「オバマ・ケア」の財源とするためのキャピタルゲイン及び高額所得に対する税率引上げを行ったわけですが。

他方で議会では包括的な税制改革に向け、委員会がヒアリングを行っているらしいのですが、そういった場では、フラットな税率やモーゲージ金利、寄付への税額控除の廃止とかいう提案も出ているとのこと。また、識者の中には高齢化社会に必要な財源として小売税を挙げる人もいる様子です。

日本と同じ課題に直面しているんですね。。。

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